「八百八橋」と言われた江戸時代の大坂(大阪)ですが、実際には天明の頃で150橋ほどがあったと言われています。その中で、幕府が管理していた公儀橋は12基でした。高麗橋(こうらいばし)周辺は、三越の前身である三井呉服店を筆頭に、両替屋などの豪商や、べっ甲やひもを扱う店舗が並ぶ活気に溢れる街でした。
当地の中心部といえば、大坂城です。そもそも家康が東海道に宿駅伝馬制を導入したのは、役人による遠隔地管理を滞りなく行うためでした。そして、大坂夏の陣で豊臣家を滅ぼした後、西国に配した外様大名の監視を強化するため、大坂城代との連絡が重要視されました。東海道の大坂延伸も、この流れの中で行われた施策であり、東海道五十七次と大坂城は切り離せない関係にあります。
現在の大阪城は、天守や周辺施設を見ても、江戸時代から東海道五十七次の目的地としてふさわしいものとなっています。東海道の旅の締めくくりとして、ぜひ訪ねてみたい史跡です。
施設名 | 住所・TEL | アクセス | 営業時間 | ホームページ |
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BUNROKU文禄堤薩摩英国館 | 大阪府守口市本町2丁目4-15 TEL:06-7181-4175 | 京阪電鉄「守口市駅」東改札より徒歩3分 地下鉄谷町線「守口駅」3番出口より徒歩2分 【Google Map】 | 11:00~17:00 定休日:月曜日・年末年始・お盆 | 【ホームページ】 |
誠心堂 | 大阪府守口市桜町9-12 TEL:06-6991-0359 | 京阪電鉄「守口市駅」東口より北へ徒歩1分 【Google Map】 | 10:00~17:00 定休日:日曜日・祝日 | 【ホームページ】 |